24年産の温州ミカン全国3位見通し 7%減9万6561トン予想(愛媛)
JA全農えひめ(松山市)と県は9日、2024年産温州ミカンの県内予想生産量(9月1日時点)は9万6561トンで、前年実績に比べ7%減少すると明らかにした。生産量の落ちる裏年に当たるのに加え、夏の高温乾燥で日焼け果が増え、大量発生した果樹カメムシによる落果も響いた。主産地の和歌山、静岡両県は表年のため、本年産の愛媛の収穫量は全国3位が見込まれるとの見解を示した。3位は20年産以来。 全農えひめと県は「6、7月に生理落果とカメムシの多発時期が重なり、予想外の被害があった」と分析している。
愛媛新聞社