「大阪のブドウはおいしい」柏原でデラウェアの出荷始まる 最高糖度24・3度と非常に甘く
大阪府柏原市の代表的な特産物「ブドウ」の出荷が今年も始まった。今月3日に初出荷が行われた産地の横尾地区では出荷前、農家が栽培した小粒の種無しブドウ「デラウェア」の糖度を調べる抜き打ち検査が行われ、最高で24・3度の甘さだった。 【写真】最高糖度24・3度を測定した出荷前のブドウ「デラウェア」 採れたてのブドウはトラックに次々と荷積みされ、大阪、京都両府県の青果市場へ運ばれた。横尾ぶどう出荷組合の横尾明良組合長(65)は「(出荷には)糖度18度以上が合格点。今年は粒も太目で色具合も良く、出来栄えは良い」と評価。「大阪のブドウは他府県産と比べてもおいしい。デザートに食べてほしい」とPRした。 同市のブドウは主に関西や東海へ7月ごろまで出荷される。ブドウ狩りは8~9月に楽しめるという。