木村健悟が西村修戦で引退「新日本がなくなれば、ほかの団体もすべてなくなる」【週刊プロレス昔話】
2003年4月18日、新日本の東京・後楽園ホールで木村健悟が引退した。引退試合は西村修とのシングルマッチ。 【写真】小川直也の新日本デビュー戦
3分5ラウンドで闘い、結果はドロー。熱烈な「ケンゴ」コールと延長コールも飛び交ったが、それはまるで木村への惜別のコールでもあった。 試合を終え、四方に深々と礼をした木村。「新日本がなくなれば、ほかの団体もすべてなくなると信じております。若い人たちが頑張ってくれるのを願っています」と新日本への誇りを胸に、アントニオ猪木への感謝も伝えた最後の挨拶となった。
週刊プロレス編集部