大阪桐蔭元エース3人が現役引退! 全員が甲子園出場を経験、NPB、大学、社会人に進むも昨年限りでユニフォームに別れを告げる
1月に入り、大学、社会人、プロ野球が新体制をスタートさせる一方で、ユニフォームを脱ぐ選手たちもほぼ固まった。今オフは、甲子園を沸かせた大阪桐蔭の元エース3人が現役生活に区切りをつけた。 【一覧】アマチュア引退者リスト 2013年のエース・葛川 知哉投手は2013年センバツ、選手権でエースとして登板した。卒業後は青山学院大、トヨタ自動車でも活躍を見せた。現役引退後はトヨタ自動車野球部のマネージャーに就く予定だ。 2014年のエース・福島 孝輔投手も引退する。2014年夏の甲子園では優勝投手に輝いた。決勝戦の三重戦(三重)では、3失点完投勝利を収めている。同志社大では通算20勝を記録し、最終学年では主将とエースを歴任した。Honda鈴鹿では登板機会は少なく、現役最終年となった昨年は1試合登板に終わっていた。同じ優勝メンバーだった峯本 匠内野手(JFE東日本)は昨年限りで引退。キャプテンだった中村 誠外野手は現在、母校に戻ってコーチを務めている。 2016年のエース・高山 優希投手も現役引退を表明。2015年、2016年のセンバツに出場。2年秋の明治神宮大会では最速150キロをマークし、注目を浴びた。2016年ドラフトでは日本ハムから5位指名を受けたが、6年間一軍登板なしで戦力外通告を受ける。昨年はNPB復帰を目指して関西独立リーグの堺シュクライスでプレーし、7試合登板で防御率3.60を記録していた。昨年11月の12球団合同トライアウトに臨むも、NPB復帰とはならなかった。 高山は、四国アイランドリーグplus・高知ファイティングドッグスからのオファーもあったが、引退を決断。自身のSNSで一般企業で働くことを表明している。