ドジャースでの活躍は“愛犬”次第!? 大谷翔平の来季パフォーマンスを米メディアが独自見解「デコピンの存在が癒しと支えになる」
世界中の野球ファンが気になっていた球界スーパースターの愛犬の名前。その影響力は、早くも米メディアを賑わしている。 【画像】「なんて可愛いの!」大谷翔平のドジャース入団会見を見守る“デコピン” 12月14日(現地)、大谷翔平がロサンゼルス・ドジャースと契約合意に達し、入団会見を開いた。10年総額7億ドル(約1015億円)の超巨額契約は大きな話題を呼び、背番号「17」のユニホーム姿に熱い視線が注がれた。 その一方で、この会見でもうひとつ大きなトピックスとして沸いたのは「オオタニの犬」だった。地元メディアから、2年ぶりにアメリカン・リーグMVPを受賞した際、横にちょこんと座っていた愛犬の名前を問われた大谷は「名前はデコピンというんですけど」と回答。予想もしない名前に日本メディアからは笑いが起こり、日本以外の海外メディアは戸惑いを隠せなかった。 大谷は続けて、「(アメリカ人は)発音的に難しいと思うので、もとの名前がディコイというので、こちらの人に説明する時は、呼びやすいようディコイで紹介しています」と名前の由来を説明。海外では聞き慣れない「デコピン」を呼びやすいネームで紹介する気遣いを見せ、「デコピン」という衝撃ワードはSNSを中心に瞬く間に拡散。世界のトレンドで1位を奪取するほど、異例な脚光を浴びた。 そして、偉才の癒しキャラに注目した米スポーツメディア『The Forkball』は、「デコピン」が大谷にどんな影響を与えるかについて、解説した記事を配信している。 同メディアは世界中の話題をさらった大谷の愛犬について、「オオタニの次の移籍先について疑心暗鬼な噂が渦巻き、サスペンスに満ちたオフシーズンの後、茶色い毛皮で覆われた彼の友人の名前は、ファンとメディアの関心を大いに刺激した」とユニークに紹介している。
さらに、「デコピンはとても愛らしく、ファンはすでにオオタニと彼のコンテンツを求める声をあげ始めている」と指摘。事実、「デコピン」という名前が公表されると、大谷と愛犬のイラストに『Decoy』と文字がプリントされたTシャツが早速販売されたり、米紙『USA TODAY』がMLBスーパースターたちの愛犬を特集する記事を配信するなど、「史上空前の愛犬ブームだ」と論じている。 大谷が2度目の満票MVPを受賞した際に愛犬を紹介した場面については、「スーパースターと忠実な相棒との絆を示した」と同メディアは強調する。 加えて、「2人は充実した時間を一緒に楽しんでおり、彼は毛むくじゃらな友人と一緒にいることに安らぎを見出している。デコピンの存在は、オオタニの人生に喜びをもたらしただけでなく、野球界のスーパースターの個人的な一面を垣間見せてくれた」と言及。「デコピンの存在は来シーズン、オオタニに好影響を与える」と、次のように説明している。 「ドジャースで新たな一歩を踏み出すとき、デコピンの存在が間違いなくオオタニの癒しと支えになる。彼と愛犬の絆は、フィールド内外で永遠の思い出を作りながら、ますます深まっていくことだろう。ファンは二刀流スターの今後の活躍次第で、より多くの心温まる瞬間や、おそらくはデコピンの再登場を楽しみにしていることだろう」 可愛い仕草で野球ファンを虜にした大谷の愛犬「デコピン」。偉才の新天地でのパフォーマンスは、一緒に暮らす唯一無二の”友達”が重要なカギを握っているのかもしれない。 構成●THE DIGEST編集部