自分で洗車するのが面倒くさくて洗車機を使ってしまいます。自分で洗車したほうが安いのは分かっていますが、どのくらい節約できるのでしょうか?
セルフ洗車機を使う際、自分で洗車するほうがどれくらい経済的か気になる方も多いでしょう。どちらがコスト的に有利かを知っておくと、セルフ洗車機を利用するか自分で洗車するかを判断する際に役立ちます。そこで本記事では、セルフ洗車機と自分で洗車した場合のコストを比較します。 ▼ガソリンスタンドで「タイヤが消耗していて交換しないと危険」と言われた! すぐに換えるべき? 交換時期の目安についても解説
洗車にかかる費用
洗車にかかる費用は、セルフ洗車機を利用するか、自分で洗車するかで異なります。費用の相場を把握しておくと、洗車のシミュレーションがしやすくなり、経済的な観点からどちらの方法を選ぶか判断することが可能です。また、計画的に車の維持管理費を管理するのにも役立ちます。 本項では、セルフ洗車機と自分で洗車する場合の費用について説明します。 ■セルフ洗車機を利用する場合 セルフ洗車機の料金は、ガソリンスタンドなどの施設によって異なりますが、水洗いやシャンプー洗車は一般的に300~500円程度です。ワックスやコーティングなどのオプションを追加すると、1000円以上かかることもあります。 例えば、1回あたり500円の場合、月に1回の洗車で年間6000円、月2回の洗車で年間1万2000円のコストがかかります。 ■自分で洗車する場合 自分で洗車する際の費用は、水道代と道具代の2つです。 水道代は、バケツを使うかホースを使うかで異なります。 国土交通省の「節水小辞典」によると、車1台を洗う場合、バケツに水をくんで洗うときの水の消費量は約30リットルです。水道料金の単価を0.24円/リットル(東京都水道局)とした場合、水道代は約7.2円になります。 また、ホースを使って流し洗いする場合の水の消費量は約240リットルで、この場合の水道代は約57.6円になります。 年間の水道代は、以下のとおりです。 ・バケツ洗い:月1回の洗車で年間約86.4円、月2回の洗車で年間約172.8円 ・バケツ洗い:月1回の洗車で年間約86.4円、月2回の洗車で年間約172.8円 また、洗車の道具には、次のようなものがあります。 ・スポンジ ・タオル(拭き上げ用) ・洗剤 ・ワックス 商品によって異なりますが、スポンジの価格は100~300円程度、拭き上げ用タオルは200~500円程度、洗車用洗剤は700~1500円程度、ワックスは1000~1500円程度です。 自分で洗車する場合は、これらの道具の費用も考慮する必要がありますが、道具は頻繁に買い替える必要はありません。