エンゼルスの388億円男がまたも長期離脱「復帰まで長い時間がかかる」 5年間で出場219試合のみ
エンゼルスのアンソニー・レンドン内野手(33)が、左ハムストリングの部分断裂により、長期離脱することになったことを26日(日本時間27日)、複数の米メディアが報じた。 【写真】5年前に266億円でエンゼルスと契約した時の様子 レンドンは20日(同21日)の敵地・レッズ戦で初回の1打席目に遊撃へのゴロで一塁へ全力疾走した際(記録は内野安打)に、左太ももを痛めてそのまま途中交代。その後は負傷者リスト(IL)に入って試合に出場はしていなかった。MLB公式サイトのR・ボリンジャー記者は「レンドンは左ハムストリングの重度の部分断裂と診断されたという。復帰のメドはたっていないが、しばらくは離脱することになりそうだ」、オレンジカウンティーレジスターのJ・フレッチャー記者は「レンドンはハムストリングに重度の部分断裂があると言った。復帰時期は未定だが、すぐには無理だろう」、ジ・アスレチックのS・ブラム記者は「レンドンは復帰まで長い時間がかかる。ハムストリングの部分断裂だった。彼はまた試合に出られないのは信じられないほど悔しいが、治るまでチームに帯同すると言った」と各記者が自身の「X」(旧ツイッター)で報じた。 19年にナショナルズでリーグ最多の44二塁打、126打点をマークしてワールドシリーズ制覇に貢献。7年総額2億4500万ドル(約388億円)の大型契約でエンゼルス入りした。20~23年の4年間は大谷翔平投手(29)とも同僚としてプレーしたが、エ軍加入後は故障続きで、20年からの出場数は52、58、47、43、19にとどまり、5年間で219試合のみだった。 今季はワシントン新監督の大胆采配で開幕から1番に起用されたレンドン。開幕から5試合は無安打だったが、その後の14試合中12試合で安打を放ち、75打数20安打の打率2割6分7厘、0本塁打、3打点、3盗塁と調子を上げていた。
報知新聞社