『同感～時が交差する初恋～』のキム・へユンによる圧巻のダンスシーン

韓国エンタメ界を牽引する若手演技派のヨ・ジングと、注目の次世代俳優チョ・イヒョンのダブル主演映画『同感～時が交差する初恋～』が本日2月9日より公開された。このたび、ジング演じるヨンもびっくりするようなハンソル役のキム・へユンによる圧巻のダンスシーンが解禁された。 【写真を見る】本作をモチーフにした花くまゆうさくのイラスト 1999年に生きる男子大学生ヨンと、2022年に同じ大学に通う女子大生ムニ(イヒョン)。1台の古い無線機を通して偶然交信したことから2人の奇妙な交流が始まる。異なる時代を生きる2人は次第に心を通わせていくが、時を超えた出会いははたしてどのような結末を迎えるのか？初恋のピュアなときめきと甘酸っぱさが感じられるラブ・ストーリーが描かれる。 1999年を生きるヨン役にジング。彼のキャリアはすでに20年近く、ドラマ「ホテルデルーナ～月明かりの恋人～」や「怪物」といった様々なジャンルの作品で活躍の場を広げている。2022年に生きる大学生ムニ役には、日本でも話題となった「賢い医師生活」や「今、私たちの学校は…」などの大ヒットドラマで急激に存在感を高めているイヒョン。ヨンの後輩ハンソル役に「SKYキャッスル～上流階級の妻たち～」のへユン、ムニの幼馴染ヨンジ役に現在韓国で放送中の話題のドラマ「私の夫と結婚して」でパク・ミニョン演じるジウォンの直属の上司ジヒョク部長を演じ、日本でも大ブレイク中のナ・イヌ。ヨンの親友ウンソン役に「シュルプ」などの話題作で人気上昇中のペ・イニョクなど、フレッシュな韓国ライジングスターが集結。さらに、日本でも社会現象を巻き起こしたドラマ「梨泰院クラス」のユ・ジェミョンが作品に深みを与える。 解禁された本編映像は、ヨンと後輩のハンソルが2人でダンスゲームに挑戦するシーン。日本の「ダンスダンスレボリューション」に似たゲームで、韓国でも当時大流行していたものだ。まずは先輩ヨンが楽しくゲームを笑顔でプレイ。次にハンソルが挑戦するが、おろしていた髪を結び気合を入れたかと思いきや、目つきが豹変。背面に設置してあるバーもすべて利用しながら全身でプレイ。その華麗なステップとあまりの変貌ぶりに、ヨンは開いた口がふさがらない。 さらには、ゲーム後方に設置してあった巨大扇風機の風を受けハンソルの髪がいい感じになびいて、さながらワンマンショーのよう。あまりの激しさにヨンは、「壊れそうだよ」と、このゲームには似つかわしくない声をかけてしまう。見事に踊りきったハンソルの周りにはギャラリーが集まり、思わず皆拍手を贈るというコミカルなシーンとなっている。日本の映画ではないながら、いろいろと共通点が多く、懐かしく感じてしまう人も多いではないだろうか。 また、本作を見た著名人たちより、この作品の温かさとせつなさがじんわりと沁みてくるようなコメントやイラストも続々と到着した。1台の無線機によってつながった違う生きる男女の恋愛模様を描く本作。彼らのラブストーリーとともに、それぞれの時代を象徴するアイテムやシーンを楽しんでほしい。 ■＜著名人コメント＞ ●宇垣美里(フリーアナウンサー、俳優) 「時を越え、不思議な縁でつながった2組のカップル。それぞれの恋愛の進捗が、もどかしくて可愛くて！大切な人を思って下した決断は、きっと全部愛。せつなさ含め爽やかで、ふとかつての日々を思い出し、たまらなくなった」 ●古家正亨(ラジオDJ) 「『リアル』と『ファンタジー』を紡ぐ無線機。実際に会わなくても簡単にコミュニケーションの取れるこの時代にこの映画は直接会うことの大切さ、そして言葉を交わすことの大切さを教えてくれる　それは私たちがコロナ禍に感じた人に対する想いと同じものかもしれない」 ●鈴木美羽(女優、モデル) 「爽やかで、優しくて、ちょっぴりせつない物語。愛は変わらないものだと思いたくても、やはり時間が経つにつれて変わりゆくものだと思います。だからこそ、いま自分が抱え込んでいる愛を、大切な人に目一杯伝えたくなりました。同じ月を見ていられる限りは、きっと大丈夫」 ●花くまゆうさく(漫画家、イラストレーター) 「ただでさえ人は恋でもがくのに、初恋となればなおさらもがくだろう。そこへ時の歪みが加わり男子大学生ヨンのもがきは最高潮へ。もがきまくった向こうでヨンはどうなるのか？見届けようではありませんか」 ●pai(イラストレーター) 「ピュアでクラシックなファンタジーラブストーリー。リメイクされるのも頷けるような、世代問わず楽しめる物語だと思いました。主演のふたりの恋する姿がかわいい。純粋な初恋と、いろんな愛の形に触れられるあたたかい作品でした」 文/山崎伸子