都立庭園でオリジナル宇治抹茶の提供開始 /東京
浜離宮恩賜庭園(東京都中央区)など都立9庭園を管理する東京都公園協会は、庭園の抹茶席で提供する「抹茶セット」で、オリジナル抹茶「林泉の昔(りんせんのむかし)」の提供を6月15日から始める。 京都の老舗製茶卸問屋でブレンドされた東京都公園協会だけのオリジナル。京都府宇治市生産の宇治茶を100%使用。抹茶の旨味を感じられるブレンドとなっているという。自宅でも楽しめるお土産用パッケージ(2160円)も庭園で販売する。 宇治茶とは、京都府・奈良県・滋賀県・三重県の4府県産茶を、京都府内で宇治地域の製法で加工した緑茶のことを指す。中でも「林泉の昔」には、京都府宇治市内で産出した一番茶だけ使用している。 提供場所は、浜離宮恩賜庭園中島の御茶屋、六義園吹上茶屋、旧岩崎邸庭園・和館御茶席。六義園と旧岩崎邸庭園での提供は、8月ごろになる予定。