JFEスチール京浜地区 跡地活用へ現地見学会
tvkニュース(テレビ神奈川)
JFEホールディングスは去年高炉を停止した川崎市の京浜地区の現場で報道陣向けの見学会を開催しました。 藤坂リポ 「去年まだ高炉が稼働していた時期はこちらに鉄鉱石や石炭を運ぶベルトコンベアがあったんですが、今は全て撤去されています。 こちらは先導エリアとして今後開発が進んでいくということです」 見学会はJFEホールディングスが企画したものでおよそ20人が参加しました。 京浜地区はJFEスチールの前身「日本鋼管」が創業した地で、100年以上にわたり自動車や船などの製鉄事業を展開してきましたが、生産体制の見直しに伴い去年9月に川崎市側の高炉を休止。 JFEホールディングスは川崎市と協定を締結し、「OHGISHIMA2050」と題しておよそ400ヘクタールを6つのエリアに分けて土地活用を進めています。 そのうち扇島の先導エリアでは水素を軸にカーボンニュートラルの拠点として、水素タンクなどの設置や水素運搬船が複数停泊できる公共の大水深バースが整備されます。 JFEホールディングス岩山眞士専務執行役員 「かなりいろんなポテンシャルがあるのでそれを生かした街づくりを国の課題だとか川崎市の抱える課題カーボンニュートラルにしろ、いろいろな課題があると思うのでそれの解決に資するような街づくりをやっていきたい」 JFEホールディングスは今年度末にも2030年代半ばまでの京浜土地利用の長期ビジョンを公表する方針です。
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