2026大河主演に抜擢の仲野太賀 父・中野英雄が語っていた「写真を撮られるのも苦手だった」子ども時代
3月12日、NHKは、2026年放送予定の大河ドラマが『豊臣兄弟!』になることを発表した。豊臣秀吉と秀長の“兄弟の絆”が描かれる新作で、主役の秀長を務めるのは仲野太賀。父の俳優・中野英雄は、自身のXに《期待しています 楽しみだな~ 皆様も応援して下さい》と嬉しさ全開でつづった。 【画像あり】モテモテ仲野太賀、木竜麻生とデート姿 本誌は2022年8月、中野にインタビューをしている。そこで、息子であり、俳優としてライバルでもある太賀のことを語っている。 「(太賀は)小さいころは、写真を撮られるのも苦手だったんです。中学入学のころだったかなあ、映画を観ることが好きになり、それで『いつか自分も出たい』と思うようになったのだと思います。初めて出演した映画は『バッテリー』(2006年)でした。セリフの練習も、言い方やシチュエーションを変えながら、夜通しやっていました」 そして「劇場で観たときは、ヤバかったです。思い出すといまもちょっとウルってきちゃう。まだ中学生の子どもが自分と同じ道を歩んで、その作品を僕が観ている。そのことに涙が止まらなくて」と、初めて太賀の演技を見て、感動したことを語った。 また「太賀を見ていると、柳葉(敏郎)さんとダブります」とも。中野は19歳のとき、つき合いがあった俳優・哀川翔が所属していた「劇男一世風靡」のメンバーとなり、柳葉の付き人になった。ときに仲違いもしたが、中野はずっと柳葉の背中を追ってきた。 「柳葉さんは、役者として成長していくための自分なりの設計図があって、それに沿って出演作品などを考えていました。『いまはこの作品に出るべきではない』みたいに、あえて仕事を断わることもありました。太賀も、そんな確固たる信念と設計図を持っていますね。それを太賀に言うと『あ、そう』と鼻で笑われそうですけど(笑)」 太賀はきっと「『豊臣兄弟!』に出るべきだ」と思ったのだろう。ふたりは、本格的な親子共演について語り合ったこともあるという。 「僕はいつも『ぜひ、共演を!』と思っています(笑)。太賀は『オヤジとやるならお互いが知っている監督さんで、主役はお互いが大事に思っている人』と言っていました。僕は、人がいいおじちゃん役なんかやってみたいですね」 大河ドラマでの親子共演……ありだと思うが、脚本担当の八津弘幸氏、いかがか。
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