大阪・ヒットへすいすい?LOVEさん「水都音頭」を熱唱
大阪・ヒットへすいすい?LOVEさん「水都音頭」を熱唱 THE PAGE大阪
大阪市西区の水辺スポット中之島GATEで納涼イベント「水都村ビッグ盆」が15日始まり、水の都の魅力を歌う新しい大阪ソング「水都音頭」が初めて披露され、音頭に合わせて踊りの輪が広がった。すいすい泳ぐ平泳ぎ風の振り付けが子どもたちに人気だ。
すいすい泳いでヒットする!?
「水都音頭」は大阪府出身のシンガーソングライターLOVEさんが作詞作曲。きゃりーぱみゅぱみゅさんの振付などで知られるMAIKO先生が振付を手掛けた。行政と経済界で運営する水と光のまちづくり推進会議が水都大阪活性化の一環として、中之島GATEで、夏祭りを企画。大阪ゆかりのLOVEさんに音頭の制作を依頼し、実現した。 会場内に巨大クラゲ風オブジェをあしらったやぐらをセット。午後6時からMAIKO先生が来場者に音頭の踊り方を直接指導した。「テンションの高い明るい曲なので、どなたにもすぐ覚えて踊ってもらえるシンプルな振付を心掛けた」と振り返った。 特色は水のイメージ。水都大阪を笑顔で泳ぎ回るように元気を出そうという曲調で、振付は「平泳ぎ」「左右泳ぎ」など、6つの基本動作で構成されている。「すいすい あ すすいとすい」など、すいすいと水都をかけた言葉遊び的響きとリズムが心地よい。
小1女児「最初のすいすいのところが好き」
水辺に宵闇が迫るころ、LOVEさんが登場。「昼間から会場にいましたが、自分の作った『水都音頭』が繰り返し流れる、この喜び。すっかり土地になじんだ感じでうれしい」とご機嫌の様子。改めて生歌を熱唱すると、大きな踊りの輪が広がった。 さらにMAIKO先生もステージに上がり、ふたりで息の合った踊りを披露し、かっさいを浴びていた。振付が覚えやすいので、子どもたちにも人気。「最初のすいすいのところが好き」と平泳ぎの手ぶりをしながら話してくれたのは、地元西区の小1女児。日ごろからチアリーダーの練習をしているので、音楽を聞くと体が動くという。「好きなグループは嵐。大きくなったら歌って踊れるケーキ屋さんになりたい」を夢を語っていた。 水都村ビッグ盆は15、16日の2日間開催した後、現在はひと休み。次は21~23日まで開催。開催日にはLOVEさんが出演し、「水都音頭」を熱唱する。入場無料、グルメ屋台も多数出展。詳しくは「水都村ビッグ盆」の公式サイトで。 (文責・岡村雅之/関西ライター名鑑)