プロ野球史上最多6人指名、富士大選手が岩手県庁訪問 オリ1位の麦谷祐介外野手「開幕1軍目指す」
10月のプロ野球ドラフト会議で史上最多の6人が指名された富士大(岩手県花巻市)硬式野球部の選手ら13人が14日、岩手県庁を訪れ、達増拓也知事にプロの舞台での活躍を誓った。 富士大は麦谷祐介外野手(宮城・大崎中央高出)がオリックス1位、佐藤柳之介投手(宮城・東陵高出)が広島2位、安徳駿投手がソフトバンク3位、渡辺悠斗内野手が広島4位で指名を受けた。さらに坂本達也捕手が巨人育成1位、長島幸佑投手がロッテ育成3位で入団する。 同一チームからの6人同時指名は、独立リーグを除けば史上最多という。麦谷外野手は「改めて自覚が生まれた。ここからがスタート。開幕1軍を目指したい」と抱負を語った。 達増知事は「プロを目指す子どもたちの励みになる存在。岩手の宝として活躍を期待する」と激励した。 20日に開幕する明治神宮野球大会への出場報告もあった。2年連続の出場で、昨年は4強と躍進した。山沢太陽主将は「目標の日本一をかなえ、岩手に恩返ししたい」と語った。
河北新報