【正しい手の使い方で化粧品の効きがアップ!】美容家・石井美保が教える「保湿術」
美容家石井美保さんの保湿塾が開講! 摩擦や強すぎる圧は、バリア機能を壊し、潤いをためにくくする、と語る石井さん流正しい手の動かし方をチェック! 〈画像で見る〉美容家が教える「正しい手の使い方」
「スキンケアの手つきが強すぎます! 肌が動いている人はこすっている状態」
石井美保さん ゴシゴシこすってないから摩擦レスと思っているかもしれないけど、肌表面が動いて引っ張られたり、シワが寄っていたりすれば、それは摩擦が起こっている証拠。“ハンドプレスしてなじませる”方法がありますが、プレスする圧が強すぎると、肌にシワが寄ってストレスがかかり、炎症が発生。シワが一時的なものではなく刻まれていくことになります。では、どう防ぐか。肌に優しく触れるのはもちろんですが、鏡を見ることが大事。シワが寄ってないか確認しながらケアしてみてください。
「コスメはたっぷりの量を使うのが正解」
無意識に使っていると、意外と必要な量より少なくなりがち。説明書に記載されている量は最低限として認識しましょう。特に化粧水はたっぷりと水分を入れ込んでおくことで、ふっくらとしたハリや透明感が宿りますし、美肌が育ちやすい環境に。メイク崩れもしにくくなるので、朝こそたっぷりと与えるのが、石井式保湿の基本です。
乳液はポンプタイプなら3プッシュ以上
乳液も、基本多めが◎。“3秒ラップ”を繰り返すことでなじむはず。もちろん季節や肌状態に応じて量を調節することも大事。ベタつきが残るなら減らす、足りないなら増やして。
「潤いが逃げないように密閉するだけでいいのです」
最近のコスメはとても優秀で、肌にのせるだけで勝手になじんで、肌の中に浸透してくれるものがほとんどです。なので、力ずくで入れ込む=プレスする必要はなし。潤いが浸透するまで肌から逃げないように、肌に手をピッタリとそわせるようにあてて密閉するだけでOK。この方法は、化粧水、美容液、乳液、クリームすべてに共通です。 撮影/岩谷優一(vale.)、水野昭子 ヘア/大野朋香(air) スタイリング/青木宏予 モデル/上西星来 取材・文/楢﨑裕美 構成/佐野桐子 Edited by 野崎 未来
VOCE