パリ五輪に出場したレブロンとデイビス…レイカーズ指揮官は「心配していない」と信頼
今シーズンのロサンゼルス・レイカーズは、ダービン・ハム前HC(ヘッドコーチ/現ミルウォーキー・バックスAC)に代わり、JJ・レディック(元ロサンゼルス・クリッパーズほか)が新たな指揮官へ就任し、NBAチームで指揮を執った経験を持つネイト・マクミラン、スコット・ブルックスがACとして加わった。 ロスターには2枚看板のレブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスに加え、ディアンジェロ・ラッセル、オースティン・リーブス、八村塁、ゲイブ・ビンセント、キャメロン・レディッシュ、ジャクソン・ヘイズ、新人ダルトン・コネクトといった選手たちがいる。 先日、控えビッグマンのクリスチャン・ウッドが左ヒザの関節鏡視下手術のため約8週間後に再評価、先発候補のジャレッド・バンダービルト(フォワード)が10月2日(現地時間1日、日付は以下同)からスタートするトレーニングキャンプ序盤へ参加できないかもしれないと報じられるなか、レディックが9月7日にポッドキャスト番組“LakeShow Podcast”へ出演。 アメリカ代表としてパリオリンピックへ出場し、金メダルを獲得したレブロンとデイビスについて聞かれた指揮官は、彼らへの信頼を口にしていた。 「あの2人はあらゆる意味でプロフェッショナルなんだ。彼らについて私が懸念しているのは、コンディションを整えて10月22日(日本時間23日)にプレーする準備ができているのかどうか。私は心配していない。コーチングスタッフと協力し、彼らがシーズン開幕に向けて最高の状態で臨めるようにしていく。トレーニングキャンプやプレシーズンゲームには参加するさ」 現役最年長のレブロン(39歳)は、パリ五輪で平均14.2得点6.8リバウンド8.5アシスト1.3スティールを残して大会MVPとオールスター5(ベスト5)に選出。デイビスも同8.3得点6.7リバウンド2.0アシスト1.2スティール1.5ブロックを残し、両選手とも全6試合に出場していた。 NBAのオフシーズンに国際大会へ出場した両者。レブロンは2012年ロンドン・オリンピック以来12年ぶり、デイビスは2014年FIBAワールドカップ以来10年ぶりだったとはいえ、レディックHCは来月から始まるキャンプで2枚看板がそろって参加すると期待を寄せているようだ。
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