「全国民の命を守れるような仕事をしたい」海難救助にあたる『海猿』潜水士の審査会 通過できるのは例年2から3人の狭き門 宮城
海で事故が起こった際に人命救助に当たる「潜水士」の選考会が30日、宮城県利府町で開かれました。選考会を通過した候補生たちは、来年、広島の海上保安大学校でさらに厳しい訓練を積むことになります。 【写真を見る】「全国民の命を守れるような仕事をしたい」海難救助にあたる『海猿』潜水士の審査会 通過できるのは例年2から3人の狭き門 宮城 利府町で開催された選考会には、第二管区海上保安本部に所属する海上保安官9人が参加しました。選考会では、クロールで300メートルを泳ぐタイムなどが審査されました。この審査会を通過できるのは例年2から3人と狭き門となっています。 酒田海上保安部 相馬健佑航海士補: 「やれることは全部やったので悔いはない。多くの人の命を救えるような、将来的には全国民の命を守れるような仕事をしたい」 選考結果は来年発表されます。通過した候補生は、広島の海上保安大学校でおよそ2か月にわたってさらに厳しい訓練に臨み、潜水士の国家試験に向け必要な技術や知識を身に着けます。
東北放送