中小企業勤務、40歳で「年収500万円」ですが、大企業勤務の同級生は「年収700万円」超えでうらやましいです。毎日まじめに働いているのに「不平等」じゃないですか!?
大企業の給料が高い理由
大企業の方が中小企業よりも給料が高い理由としては、大企業の生産性の高さやブランド力、強力な資金面といった点が挙げられます。 中小企業庁によると、企業規模が大きい方が、小さいよりも従業員1人当たりの付加価値額(労働生産性)が高いとしています。労働生産性が高いと、それだけ少ないコストで利益を生み出せますので、その分、従業員に賃金として反映させることが可能です。 また、大企業はそのブランド力を活かして売上を伸ばしていけます。家電量販店で商品を選ぶ際や、外食で取りあえずお店に入りたい場合などに、自分が知っている商品やお店を選ぶという人は多いのではないでしょうか。 大企業は資金面に余裕があるため、投資をしてさらなる利益を生み出したり、新たな事業にチャレンジできたりします。企業が持続的に成長して利益を拡大するためには、ある程度の投資は不可欠です。大企業の方が、中小企業よりも資金面に余裕があり、いろいろな分野にチャレンジする余裕もあるでしょう。
まとめ
ここまで見てきたように、一般的には中小企業よりも大企業の方が給料は高い傾向にあります。もちろん中小企業には大企業にはない良い面はありますが、現状、給料で見ると多くの場合は大企業にはかないません。 もしも給料第一という価値観で、今の会社で今後あまり昇給が望めない場合、大企業への転職を検討してみても良いでしょう。 出典 国税庁 令和4年分民間給与実態統計調査 中小企業庁 2022年版 中小企業白書 第6節 労働生産性と分配 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部