「モクシー・ソウル明洞」にステイして、エネルギッシュなソウルを満喫しよう!
活気あふれるソウルを体現する、スタイリッシュなホテル「モクシー・ソウル明洞」。いま、このホテルを選ぶべき理由とは? 【写真を見る】モクシー・ソウル明洞の詳細(13枚)
遊び心満載
韓国・ソウルには外資系ブランドのホテルが数多く存在するが、グルメや買い物……と、アクティブにソウルを満喫したいなら、選択肢のひとつに「モクシー・ソウル明洞」を入れてみてはいかがだろうか。 モクシー・ブランドはマリオット・インターナショナルが展開する、リーズナブルな価格とスタイリッシュなデザインを特徴としたブランドだ。ミレニアル世代に向けた、“節約志向”の旅行者向けブティックホテルがコンセプトで、日本では、東京(錦糸町)、大阪(梅田・本町)、京都の4カ所で展開している。 客室はコンパクトなものの、内装は遊び心たっぷり! かつ、おしゃれにまとめられている。スペースを有効に活用するための工夫がいくつも施されているため、居住性は高い。例えば、テーブルや椅子は折りたたみ式で壁にかけられている。必要なときに広げれば良い。また、ほとんどの客室にバスタブはなく、シャワーのみだが、そもそも韓国にはチムジルバン(韓国式の温浴施設)がある。湯舟に入りたければ、そちらに足を運べばいいのだ。 さて、2022年11月にオープンしたモクシー・ソウル明洞の特筆すべき点は、素晴らしい立地である。地下鉄4号線明洞駅と地下鉄2号線乙支路入口駅のどちらからも徒歩5分ほど。同じマリオット系列のホテルブランド「ル・メリディアン」と一緒のビルに入っており、4階から8階までがモクシー、9階から最上階の15階までがル・メリディアンという構造だ。 多くのモクシー・ブランドのホテル同様、モクシー・ソウル明洞でも、「Bar Moxy」がレセプションを兼ねている。明洞の街にインスパイアされたというピンクのネオンなど、遊び心あふれる空間はまさにモクシーの真骨頂。ロビーでは24時間、スナックやドリンクを販売しているから、夜中に小腹が減っても安心だ。 客室は全205室。もっともスタンダードなクイーンルームは20㎡ほどの広さであるが、全室にシモンズのマットレスを採用、寝心地は抜群だ。2段ベッドを配したロフトタイプの部屋や、ファミリールーム、スイートルーム(モクシースイート)もある。同行者や旅の目的、予算に応じて、好みの部屋を選べば良い。 モクシーに泊まるからには、ぜひアイコニックなBar Moxyを利用してほしい。エネルギッシュなソウルの夜を楽しんだ後は、活気あふれるソーシャルスペースを標榜するホテルのバーで、一杯、嗜んでみてはいかがだろうか? 奥のスペースにはゆったり寛げるソファー席や、ゲームコーナーも用意されている。夕暮れの風景をグラスに落とし込んだ「サンセット・ブリーズ」、霊薬をモチーフにりんご、シャインマスカット、バジルを使ったカクテル「ミスティック・エリクシール」など、オリジナリティあふれるカクテルも気になるところ。地下1階にはフォトブースや、ランドリー&アイロンルームもある。 モクシー(Moxy=Moxie)という言葉には、“勇気・元気”という意味がある。ポップでコンテンポラリーなホテルにステイして、ソウルの街を存分に満喫し、元気になろう!
文・長谷川あや 編集・稲垣邦康(GQ)