〈大相撲高岡場所〉「被災者に勇気を」 7日開催で君ケ濱親方、市長にあいさつ
7日に高岡市竹平記念体育館で行われる大相撲高岡場所(富山新聞社・北國新聞社主催)の先発親方を務める君ケ濱親方(元関脇隠岐の海)は1日、高岡市役所で角田悠紀市長と懇談し、「被災された方々に勇気を与えられるように頑張りたい」と語った。 角田市長は、高岡市は昨年7月に大雨に見舞われ、今年1月には能登半島地震が発生したとし、「相撲は多くの人が楽しみ、力をいただける日本の文化。被災者の皆さんにとって顔を上げていただく機会になればいいと願っている」と述べた。 君ケ濱親方は、郷土力士の朝乃山(富山市呉羽町出身、富山商高OB、高砂部屋)がけがで出場できないのは残念だが、新大関大の里、横綱照ノ富士が参加する予定だと語り、「力士の背中やまわしを付けている姿を生で見る機会はなかなかないので楽しんでほしい」と述べた。 高岡での巡業は2014年以来、10年ぶり。公開稽古や禁じ手を面白おかしく紹介する「初切(しょっきり)」、相撲甚句、横綱綱締め実演などが楽しめる。 チケットは一般発売中で、いずれも指定でタマリS席1万8千円(座布団付き)、タマリA席1万6千円、ペアマスS席2万6千円、ペアマスA席2万2千円、2階いす特等席1万1千円。自由席は2階6千円が設けられる。ペアマスS席、同A席は残りわずかとなっている。 富山新聞社営業事業部=076(491)8118=や、同高岡支社=0766(23)2131=、インターネットの北國新聞イベントガイド、富山新聞販売店、ローソンチケット、チケットぴあで取り扱う。 当日券は7日午前9時から会場で販売する。