【中学硬式野球ポニーリーグ】マルハングループインビテーション 大倉カップ 第50回全日本選手権大会・筑後リバーズが優勝
9月7日、8日に開催される『2nd エイジェックカップ中学硬式野球グランドチャンピオンシリーズ(以下、エイジェックカップ)』。中学硬式野球5団体のそれぞれの優勝チームには、本大会への出場権が与えられ、日本一を決める戦いが繰り広げられる。 【写真】第1回大会のオープニングセレモニーに参加した元ソフトバンクホークス監督工藤公康氏 ここでは各リーグの決勝戦の模様をお届けする。第1回目は7月24日に開催された、ポニーリーグの一戦を紹介する。 7月24日、中学硬式野球ポニーリーグ「マルハングループインビテーション 大倉カップ 第50回全日本選手権大会」が江戸川区野球場で行われた。前年の覇者・関メディベースボール学院ポニー(以下、関メディ)と、初優勝を狙う筑後リバーズ(以下、筑後)が対戦し、筑後が8対6の打ち合いを制した。 初回に筑後は、先頭の黒岩空翔がヒットで出塁してチャンスをつくると、相手の守備の乱れに乗じて1点を先制。そこから筑後・大隅孝太郎と関メディ・菊谷颯太の両先発が好投を見せ、試合は中盤へ。 4回表、関メディは2つの四死球とエラーで満塁とすると、9番の菊谷が押し出しの四球を選び、1対1の同点に追いつく。すると、直後の4回裏、筑後は7番秋山颯星のタイムリーで勝ち越しに成功し、試合の主導権を渡さなかった。 5回表、勝ち越された関メディも、守備の乱れを突いて同点に追いつくと、4番辻田成馳のセーフティスクイズで逆転に成功する。逆転された筑後は、その裏、1番黒岩がセーフティスクイズを決めて同点に追いつくと、5番田中光輝のタイムリーで2点を追加し再び逆転。 その後も点を取り合い、8対6の二点差に追い上げられたところで、5回からセンターの守備に就いていた筑後の先発の大隅がマウンドに戻り、試合を締めた。 優勝した筑後リバーズは、9月7日、8日に開かれる『2nd エイジェックカップ』にポニーリーグ代表として出場する。 各リーグの覇者が集う『エイジェックカップ』は、9月7日神姫バスキッピースタジアム、9月8日阪神甲子園球場(決勝)で、中学硬式野球リーグの垣根を越えた大会として2度目の開催を迎える。
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