大寒の滝修行、被災地の復興も祈る 上市の大岩山日石寺
一年で最も寒い頃とされる「大寒」の20日、富山県上市町大岩の日石寺で寒修行が行われた。参拝者らが高さ約6メートルの滝に打たれた。 滝行が始まった午前9時ごろの日石寺周辺の気温は3度、水温は6度。白装束に身を包んだ参拝者らが気合を込めて次々に滝へと向かった。滝の下では水しぶきの中、手を合わせて流れ落ちる水の冷たさに耐えていた。 友人と一緒に初めて寒修行に臨んだ富山市安養坊の大学生、城家悠真さん(19)は「能登半島地震の被災地の復興と陸上部での活躍を祈った。寒いけどすがすがしい」と話した。