ことのは文庫の人気作『ネコとカレーライス』、第2弾は幼馴染2人で“最高のビリヤニ”を目指す青春小説
「心に響く物語に、きっと出逢える」がコンセプトの文芸レーベル・ことのは文庫から『ネコとカレーライス ビリヤニとガンジスの朝焼け』(マイクロマガジン社)が、2024年1月19日に発売となる。 【写真】スパイスの香りと青春を描いた『ネコとカレーライス』1巻の書影など 本シリーズは、不思議な白い猫に導かれ、十数年ぶりに再開した幼馴染同士の松本と中村が主人公。第1弾の『ネコとカレーライス スパイスと秘密のしっぽ』では2人の出会いや運営するカレー店「ネコとカレーライス」のはじまりの物語などが描かれ、2022年、カレー界の注目アワード『カレー・オブ・ザ・イヤー』にて、小説作品で初めて企画部門を受賞した。 第2弾となる本作『ネコとカレーライス ビリヤニとガンジスの朝焼け』では、スパイス開発の仕事で急遽インドのバラナシへ飛んだ中村と、南青山にあるカレー予備校で後輩たちの面倒を見ることになった松本の活躍が描かれている。2人の新しい課題はビリヤニだ。2週間限定、別々の地で真剣に「青春の懊悩ときらめき」を炸裂させながら、「僕たちのビリヤニ」を作り上げていく。 発売前にゲラを読んだレビュアーや図書館関係者などからは、「最初から最後まで美味しそうなカレーの香りが漂い、カレーが食べたくなる。(中略)「好き」を追求していくということは実はとても難しい。好きすぎて続けられないという思いもとても分かる。だからこそ二人が「好き」を追求し続ける姿が眩しい。」「実際に店舗があるのならぜひに食してみたいと思わずにはいられない!」「ページをめくる度にフワッと薫ってきそうなスパイスと美味しそうなビリヤニが頭から離れません!!」など、その食欲をそそるような描写と、青春をカレーにかける登場人物たちの人間模様について、高い評価を得ている。 ことのは文庫の人気“飯テロ小説”シリーズをぜひチェックしてみよう。
リアルサウンド ブック編集部