マイケル・ファスベンダー、素顔なき諜報員を怪演 リチャード・ギア共演のスパイドラマ配信決定
『X-MEN』シリーズのマイケル・ファスベンダーが主演を務め、ジョージ・クルーニーをエグゼクティブプロデューサーに迎えたドラマシリーズ「ザ・エージェンシー」が、2025年にストリーミングサービス Paramount+で配信されることが決定し、予告編と場面写真が公開された。 【動画】「ザ・エージェンシー」予告編 「ザ・エージェンシー」は、フランスの外部安全保障局(DGSE)に所属するエージェントたちの日常と任務を描き、アメリカ、イギリス、カナダほか世界中で人気を集めたドラマシリーズ「The Bureau(英題)」をリメイクしたスパイスリラー。
CIA諜報員のマーシャン(マイケル)は、長年の潜入任務を終えてロンドン支局に戻るよう命じられるが、任務遂行のために関係を絶ったはずの元恋人が突如として姿を現し恋が再燃。最愛の人との時間を取るか、任務を取るか激しく葛藤するマーシャンは、ある時、国際的な陰謀が複雑に絡みあう“危険なゲーム”に自身が巻き込まれていることに気付き始める。
エグゼクティブプロデューサーを務めるクルーニーのもと、主演のファスベンダーをはじめ、名優リチャード・ギア、ジェフリー・ライト、ジョン・マガロ、ジョディ・ターナー=スミスなど実力派キャストが集結した。 本予告には、取調室のような部屋で医師から質問を受けるマーシャンの姿が映し出される。不気味なほどに無表情で「諜報員のタイプは一つ、イカれてること」と自身のことを打ち明けていくマーシャン。どんな危険な状況でも感情を表に出さずに淡々とミッションを遂行していたマーシャンだったが、元恋人のサミから突如としてかかってきた電話1本で状況が一変する。サミへの思いが再燃するなか、自分が巨大な陰謀に巻き込まれていることに気付いたマーシャンは冷静さを失い、ついに隠された素顔が見え始める。数々の映画賞に輝くファスベンダーの名演にも注目のドラマとなりそうだ。(編集部・入倉功一)