【巨人記録室】戸郷、ノーノー次戦で球団史上9人目の勝利 戦前には伝説の右腕2人が完封劇も
◆日本生命セ・パ交流戦 西武1―4巨人(31日・ベルーナドーム) 24日の阪神戦でノーヒットノーランを達成した戸郷(巨)が先発。この日の西武戦は、初回に三塁打を打たれ、連続イニング無安打はストップしたが、6回まで無失点。7回3安打1失点で勝利投手となった。 【写真】ヘルナンデスがダイビングキャッチ 亀井コーチ「守備うまい」と絶賛 巨人投手のノーヒットノーランの次戦をみると、先発が延べ14人、リリーフが3人。先発勝利は、12年杉内俊哉以来8人目、勝敗なしが3人、黒星3人(リリーフは勝利1、勝敗なし1、セーブ1)。リリーフ勝利も合わせると、次戦に勝利したのは9人目だった。 先発勝利投手の内訳は、完封が37年沢村栄治とスタルヒンの2人、完投が36年沢村、43年藤本英雄、70年渡辺秀武の3人、先発途中降板は52年大友工、12年杉内に次いで戸郷が3人目になる。 戸郷は7回に中村剛(西)に本塁打を許し、連続無失点イニングは16でストップしたが、ノーノーの勢いで、次戦も白星を手にした。(福山 智紀)
報知新聞社