瀬戸内海の潮風で天日干し 冬大根でたくあん漬け最盛期 広島・呉市
広島県呉市の食品加工メーカーで、「冬大根」を使ったたくあん漬けが、最盛期を迎えています。 【写真を見る】瀬戸内海の潮風で天日干し 冬大根でたくあん漬け最盛期 広島・呉市 創業99年を迎えた呉市にある中元本店です。およそ20年前から倉橋島の特産「冬大根」を使ったたくあん漬けを製造・販売しています。 2か月をかけて1年分にあたる1万2000本のダイコンを漬け込む予定です。 ダイコンは、瀬戸内海の潮風で2週間ほど天日干ししています。干すことで水分が半分以下になり、うま味が凝縮されたたくあんに仕上がるということです。 職人たちは、1本ずつ、ていねいにダイコンを並べ、塩とウコンの粉を混ぜたぬかをまんべんなく振り、漬け込んでいました。 中元本店 若狭倫一 営業部長 「通常のたくあんと違って、そのストーリーですね。瀬戸内海の海に干され、それを職人が1本1本漬け込んだ。それをおいしい白米と一緒にぜひ味わっていただきたいです」 漬け込まれたダイコンは、「田舎沢庵」として、5月ごろから広島県内のスーパーで販売が始まります。
中国放送
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