「気絶して目が半分開いていた」ドライバー同士のトラブルで…暴行受けた50代男性が脳死 韓国
韓国・坡州市で4月29日、ドライバー同士のトラブルが暴行事件に発展。被害者はその後、車内で倒れているところを発見され、病院に緊急搬送されるも脳死が宣告された。警察は暴行の疑いで40代の宅配ドライバーの男を逮捕した。 【画像】男性が相手の男に振り回され、顔面にパンチを受ける様子(計7枚)
倒れた後も暴行続く
事件は、韓国・坡州で4月29日午後9時半ごろ起きた。 ドライバーの男が、トラブルとなった相手ドライバーの男性の腕をつかんで振り回すと、顔面にパンチ。周りにいるドライバーたちが止めに入るが、男は止めることなく、なおも相手の顔面を殴った。 殴られた男性はその場に倒れ込んでしまったが、倒れた後も暴行は続いた。この時、男性は意識を失っていたという。 同僚の宅配ドライバーは「あっという間でした。気絶して、目が半分くらい開いていました」と話す。 暴行を受けたのは50代の男性で、一度は意識を取り戻し仕事に戻ったものの、約5時間後に車内で倒れているところを発見され、救急搬送された。 入院から10日後に医師は男性を脳死と診断。暴行を受けた男性の姉は、現地メディアのインタビューで「弟はいつも朝7時頃に仕事から帰ってきていたのですが、今でも家に帰って来るような気がします」と悲痛な胸の内を明かした。 現地メディアによると、警察は暴行の疑いで40代の宅配ドライバーの男を逮捕し、身柄を検察に引き渡した。 (「イット!」 5月13日放送より)
イット!