1800万円の“超豪華”フライトシミュレーションを体験【TGS2024】
東京ゲームショウ2024(TGS2024)でフライトシミュレーター用の本格的なハードウエアを展示し、注目を集めているVIRPAL CONTORLS JAPAN。戦闘機のコックピットを再現したシステムを実際に触れて試せるということで、マニアにはたまらないものがあるだろう。同社のブースは展示ホール4。 【関連画像】日本初上陸の「モジュール シミュレーション コックピット」。ボタン配列が複雑な印象である VIRPAL CONTORLS JAPANは、今回がTGS2度目の出展。ブースでは、Vrgineersが展開する「ポータブル トレーナー」を体験することができる。民間または軍の飛行訓練のニーズを反映させており「戦術的な訓練に最適」(フライトシミュレーターの専門会社・RAZBAM JAPAN代表取締役CEOの稲葉久人氏)だという。その上で稲葉氏は「実際の軍でもパイロットが訓練に使用している」と胸を張る。 「XTAL 3 バーチャル リアリティ ヘッドセット」を装着することで、視野角180度、8KのVR(仮想現実)と現実的なシミュレーションが体験できる。「ポータブル トレーナー」のフルセットは一般の人も購入でき「価格は日本円で約1800万円。なかなか購入するのは難しいと思うが、陸軍機好きの富裕層はこれを持てば人生が豊かになるのでは」と稲葉氏は語る。 今回「ポータブル トレーナー」に並ぶ形で、日本初上陸となるSimFab「モジュール シミュレーション コックピット」も鎮座していた。コントロールパネルやボタンなどがかなり複雑で、どれにどの機能を割り当てているのかパッと見ただけでは理解できなかったが、稲葉氏は「実機さながらの雰囲気を味わえる」と語る。 なにより「フルセット1800万円」という超豪華なフライトシミュレーターを試せる機会はそうない。興味がある人はぜひVIRPAL CONTORLS JAPANのブースを訪れることをオススメしたい。 (文・写真/中山 洋平) なお、日経クロストレンドでは「東京ゲームショウ2024特設サイト」を公開中です。ぜひ、ご覧ください。 ・日経クロストレンド「東京ゲームショウ2024特設サイト」 https://xtrend.nikkei.com/sp/tgs/
中山 洋平