原嘉孝がプレイボーイな資産家に!ノサカラボ「ゼロ時間へ」共演に紅ゆずる
「ノサカラボ『ゼロ時間へ』」が、10月3日から9日まで東京・三越劇場、13・14日に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールで上演される。 野坂実が代表を務めるノサカラボは、世界の名作ミステリーを舞台化・上演する長期プロジェクト。今回は、推理小説家アガサ・クリスティーが1944年に発表した長編小説「ゼロ時間へ」を、野坂の演出で送る。9月のある日、イギリスの田舎にある貴族の館に家族や友人が集まった。そんな中、館の主であるレディー・トレシリアンが何者かに撲殺されてしまい……。 プレイボーイな資産家ネヴィル・ストレンジ役を演じるのは、主演の原嘉孝。ネヴィルの最初の妻オードリー・ストレンジ役を務める紅ゆずるのほか、一色洋平、旺なつき、岡部麟、細見大輔、中尾隆聖がキャストに名を連ねた。 チケットの一般販売は8月31日10:00に開始予定。原、紅、野坂のコメントは以下の通り。 ■ 原嘉孝コメント いやー、きましたね。2年ぶりのノサカラボ。 そうですよ、ノサカラボということはもちろんミステリーです。 2022年に参加した「罠」という作品での カーテンコールで見る皆さんの顔が忘れられません。「そういうことだったのー!」なのか「騙されたー!」なのか「ふっ、予想はついてたけどね」なのか。 今回の「ゼロ時間へ」では皆さんのどんな顔が見れるのでしょうか。 皆さんに楽しんでいただけるよう、僕たちも楽しみながら精一杯稽古に励みます 是非、劇場でお待ちしてます! ■ 紅ゆずるコメント この時を待っていました! ノサカラボさんの作品に出演させていただけることは、 本当に光栄に思っています。 以前、出させていただいた「ホロー荘の殺人」ではいままで演じたことの無い役をさせていただきました。今回も、演出の野坂さんの魔法にかかりたいなと思います。 アガサ・クリスティーならではの人々の摩擦を、どうぞお楽しみください。 ■ 野坂実コメント 高校の時に小説「ゼロ時間へ」を読んで、あまりの面白さに衝撃を受けました。 推理小説と言えば「事件発生」⇒「探偵が調べる」⇒「犯人を突き止める」という流れが多いと思います。しかし「ゼロ時間へ」は、犯人が殺人計画を立てる時間から始まり、犯行の瞬間=「ゼロ時間」へ遡っていく独特の流れになっています。 更に舞台版はワンシチュエーションで描かれており、芝居や構成、演出を緻密に作りあげなければならない、とても難しい戯曲です。 原嘉孝くんは2022年の「罠」で主演を務めてもらい、今回の役はどうしても原くんがいいと思ってお願いしました。 紅ゆずるさん、旺なつきさん、細見大輔さん、中尾隆聖さんは去年の「ホロー荘の殺人」に出演して頂いた信頼できる俳優たちです。 一色洋平くんも以前ご一緒した際に、素晴らしい演技を見せてくれましたし、岡部麟さんは初めてご一緒しますが大変魅力的な俳優なので楽しみです。 最強の布陣で、この舞台をお届けします。どうぞご期待ください。 ■ ノサカラボ「ゼロ時間へ」 2024年10月3日(木)~9日(水) 東京都 三越劇場 2024年10月13日(日)・14日(月・祝) 大阪府 COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール □ スタッフ 原作:アガサ・クリスティー 演出:野坂実 翻訳:⼩⽥島恒志 / ⼩⽥島則⼦ □ 出演 原嘉孝 / 紅ゆずる / 一色洋平 / 旺なつき / 岡部麟 / 細見大輔 / 中尾隆聖