（写真：テレビ北海道）

江別にある北海道消防学校の新校舎が完成しました。省エネ性能を大幅に高め、災害時には支援活動の拠点として活用します。 道内の消防署員の教育訓練の場として開校した北海道消防学校。道は、築60年近く経過した現校舎の建て替え工事をおととし12月から始め、ことし6月に工事を終えました。新校舎は鉄筋コンクリート造2階建てで、延べ床面積はおよそ2650平方メートル。道が所有する建築物として初めてエネルギー消費を実質ゼロとすることを目指すネット・ゼロ・エネルギー・ビル認証を取得しました。屋根には新校舎で使う電気の4分の1をまかなうことができる太陽光発電設備を設けました。ＬＥＤ照明も導入し、トドマツなどの道産材を天井や壁に使っています。 北海道消防学校の八田望副校長は「学生にも環境にも配慮した建物になっている」と話していました。新校舎での授業はあすから始まります。