他球団も垂涎!? パ・リーグの現役ドラフト注目野手(6)日本ハム編
日本野球機構(NPB)は12月8日、2023年度の現役ドラフトを開催する。同制度は各球団が2人以上の対象選手を選出し、必ず1人以上指名する仕組み。移籍の活性化により、出場機会に恵まれない選手の新天地での活躍が期待される。今回は、現役ドラフトで特に注目したい選手を各チームから紹介する。(パシフィック・リーグ野手編)
日本ハム:淺間大基
・投打:右投左打 ・身長/体重:183cm/82kg ・生年月日:1996年6月21日 ・経歴:横浜高 ・ドラフト:2014年ドラフト3位 ルーキーイヤーには高卒新人らしからぬ数字を残し、大きな期待が寄せられた淺間大基。故障に泣かされるシーズンが目立っており、チームでは厳しい立ち位置になっている。 横浜高から2014年ドラフト3位で北海道日本ハムファイターズに入団すると、高卒1年目から一軍の舞台を経験。同年は46試合の出場で打率.285の好成績を残し、クライマックスシリーズ(CS)でもスタメンに抜擢された。 その後は度重なる故障に苦しんだが、2021年には自己最多の128試合に出場。打率.251、5本塁打、31打点、8盗塁と結果を残した。 しかし、翌2022年は75試合に出場するも、シーズン後半は故障で戦列離脱。今季も故障に泣かされ、わずか13試合の一軍出場に終わった。 チームでは松本剛のレギュラー定着、万波中正のブレイクもあり、かつてのプロスペクトも厳しい立場になっている。高い身体能力を誇るだけに、覚醒が待ち望まれている。
ベースボールチャンネル編集部