R・ジェイムズ不在を感じさせない20歳 新天地チェルシーで存在感を示すグストは絶対的な右SBへ
ここまで5アシスト
フランス代表DFマロ・グスト(20)はチェルシーで絶対的な右SBへと成長しつつある。 2023年1月にチェルシーへの移籍が決まったグスト。その後、シーズン終了まではリヨンにレンタル移籍で残っていたため、今シーズンよりチームに合流したが、ここまで素晴らしいパフォーマンスを見せている。 リーグ戦22試合に出場し5アシストをマークしているグストに関して、『Who Scored.com』は、「マロ・グストはリース・ジェイムズを上回る右SBであることを証明している」というタイトルで同選手を称賛している。 「グストはブルーズでのデビューシーズンにおいて、若いチームの中で最も信頼できるパフォーマーの一人だった。実際、今シーズンのプレミアリーグでマロより多くのアシストを記録しているチェルシーの選手はコール・パルマー(8)だけだ。この統計だけでも、新しいリーグの厳しさに適応しながら、かなり限られた出場時間にもかかわらず、彼がどれほど影響力を持っているかを浮き彫りにしている」 チェルシーの右SBはリース・ジェイムズが絶対的存在として考えられてきたが、同選手は怪我が多く、今季は390分しかリーグ戦で出場していない。クラブの財政的な状況や同選手の怪我の多さを考えて、今夏に放出する可能性も浮上している。 世界屈指の右SBであるジェイムズ不在はチームにとって痛かったが、今季はそれを感じさせないほどのパフォーマンスをグストが見せている。グストも昨季は怪我に悩まされるシーズンを送ったこともあり、同メディアは最後に、「彼もまた怪我に悩まされてはいるが、適切に管理することができれば、が彼のキャリア全体を苦しめることはなく、今後10年間は右サイドバックのポジションを自分のものにすることができるだろう」と綴っている。
構成/ザ・ワールド編集部