小林製薬「紅麹サプリ」 新たに170件の死亡相談
小林製薬の「紅麹サプリ」をめぐる健康被害の問題で、厚労省は死亡に関して遺族からの相談が170件あったことを明らかにしました。 小林製薬の「紅麹サプリ」を巡ってはこれまでに摂取していた5人が死亡しています。 厚労省は、この5人以外に170件の死亡に関する相談が小林製薬に寄せられていたと、27日、会社から新たに報告を受けたことを明らかにしました。 170件のうち、91件はサプリメントを摂取していないと確認され、3件はサプリメントとの因果関係が認められなかったと医師は判断しているということです。 現在、残りの76件について調査を進めていて、厚労省は、29日までに結果を報告するよう求めています。 武見厚労大臣は、小林製薬がきのうまで報告しなかったことについて「極めて遺憾。小林製薬だけに調査を任せられない」として厚労省が直接指導する考えを示しました。
テレビ朝日報道局