岡山県総合グラウンド”負担金支払わない” 岡山市の対応に伊原木知事「困惑している」【岡山】
岡山放送
岡山市が岡山県総合グラウンドの設備更新の負担金を支払わないとする問題で、伊原木知事は3月19日、市に対して負担金を請求する考えを示しました。 (岡山県 伊原木隆太知事) 「(市は)条例が法律に抵触していると言っている。しかし国から問題点を指摘されたこともない。我々としてはまったく困惑している」 伊原木知事は会見でこのように述べ、市に負担金を請求するとしました。その額は約4000万円で、岡山市北区の県総合グラウンドの照明と火災報知器の更新費用となります。 施設の維持には1年間に約5億1000万円かかりますが、その7割は部品の交換費用などで、県が負担しています。 問題となっているのは、大きな設備更新に必要な残りの3割の部分。条例では、その半分を国、半分を県と市が折半するとしていて、伊原木知事は国にも認められていると主張しています。 (岡山県 伊原木隆太知事) 「(市は)半分負担して大変だと言われているが全体でかかっている金額からすると10分の1にもなっていない。どっちで見るかでずいぶん景色が違うと考えている」 一方、市は、負担金は県が支払う部品交換にあたるとして支払わない方針を崩していません。
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