ランチ代が過去最高──あなたはいくら? 街の人の“お昼事情” 最重視はタイパ…休憩の「理想と現実」【#みんなのギモン】
■全体の平均と、食べ方別の予算は?
森アナウンサー 「この調査では、全体の平均予算は過去最高額の452円でした。最も安かったのが『自炊または家族等が作った食事・弁当』で平均392円。社食・学食』は519円でした」 鈴江アナウンサー 「学食を含めてもそれぐらいなんですね」 森アナウンサー 「コンビニやスーパーなどで購入する『小売店』は597円。おにぎり1個つけると700円くらいになります。1000円を超えるのは『外食店内での食事』で1243円。これは4年連続の増額です。一番高いのは『出前・デリバリー』で1368円。これも4年連続で増額でした」 鈴江アナウンサー 「運んでもらう料金も込みになるから、ちょっと高くなるんですね」 森アナウンサー 「最も安い『自炊など』以外は、すべての食べ方で前の年よりも増額していて、物価上昇や値上げが影響しているのではないかという分析です」 河出アナウンサー 「平日ランチの値段が上がったのは『賃金が上がってぜいたくしよう』ではなく、どちらかというと上げざるを得ないというか、物価が上がってるからということになっちゃうんですかね…」
■年代別で予算が最も低かったのは?
森アナウンサー 「ということなのかもしれません。年代別の調査結果を見ると、平均予算が一番低かったのは50代女性で344円。一方で一番高かったのは60代男性で565円でした」 鈴江アナウンサー 「この違いはどう読み取ったらいいか分かりませんが、自分の場合は家にある食材などをうまく使い切ってちょっとでも節約できるようにと工夫しているのが楽しいので、必然的にランチ代を抑えられるのは、女性は料理をする方が多いと思うので、分かる気がします」 森アナウンサー 「家から持ってきたり、自宅で食べたりすることで抑えられているのかもしれませんね」
■出社日のランチ「最も重視」は?
森アナウンサー 「アサヒグループ食品が、働く20代~50代の800人に、お昼の休憩時間について去年3月に調査しました。出社した日のランチで最も重視することを聞いたところ、『おいしい』は13.0%、『コスパが良い』が25.8%、一番多かったのは何でしょう?」 鈴江アナウンサー 「タイパですよね」 森アナウンサー 「そうです。『時間がかからない』で27.6%でした。パッと食べられるのが重要なんだそうです」 山崎アナウンサー 「鈴江さんも今日は野菜ジュースとサンドイッチでしたが、お昼は仕事と仕事の合間になったりして、なかなか時間はゆっくり取れないものですからね」