広瀬アリス、月9ドラマ初主演 HYの名曲『366日』をモチーフにしたラブストーリー
広瀬アリスが、4月期の月9ドラマ「366日」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)で主演を務めることが明らかになった。広瀬は、本作がゴールデン帯連続ドラマ初主演にして、月9ドラマ初主演。 【写真】ドラマ「366日」で主題歌を担当するHY ■HYの名曲『366日』に着想を得たオリジナルラブストーリー 本作は、HYの名曲『366日』の世界観に着想を得たオリジナルストーリーで、高校時代に実らなかった恋をかなえようと再び動きだした男女が、予期せぬ悲劇に直面しながらも、愛する人を思い続ける壮大な愛の物語。 HYの『366日』は、2008年にリリースされたアルバム『HeartY』の収録曲で、女性ボーカル・仲宗根泉が作詞・作曲を担当した楽曲。かなわない恋を歌った切ない失恋ソングとして、発売から16年がたった今もなお色あせることなく、世代を越えて多くの人の心を掴んでいる。この『366日』をモチーフに、4年に一度のうるう年となる2024年、“一生、忘れられない恋”を描いたオリジナルラブストーリーが月9ドラマとして誕生。今作の主題歌はもちろん『366日』。楽曲とドラマのこれ以上ないシンクロが期待される。 脚本は、「最愛」(2021年、TBS系)、「リバーサルオーケストラ」(2023年、日本テレビ系)などの清水友佳子が務める。メガホンを取るのは「義母と娘のブルース」シリーズ(2018年・2020年ほか、TBS系)、「JIN-仁-」シリーズ(2009年・2011年、TBS系)をはじめ、視聴者の胸を打つ名作ドラマ、映画を数多く手がけてきた大ヒットメーカー・平川雄一朗。 ■ドラマ「366日」あらすじ 音楽教室の事務受付をしている28歳の雪平明日香(ゆきひら・あすか/広瀬)は、通っていた高校が廃校になるということで、高校時代の同級生らと同窓会に行くことに。通っていた校舎を訪れ、かつての同級生達と久しぶりの話でにぎわう中、高校時代に好きだったクラスメイトの水野遥斗(みずの・はると)と再会する。高校時代、遥斗にひそかに思いを寄せていた明日香は卒業式の日に思いを伝えることを決心するも、お互いの誤解も重なり、思いを伝えられないまま、離ればなれに。 「一生、忘れられない恋だった」、そう思いながら過ごしてきた明日香。同窓会が盛り上がり、連絡先を交換した明日香と遥斗は、2人きりで話す中で、高校時代実は両思いだったことを知る。お互いの気持ちを誤解していたことに気づき、本当の思いを告白しあった2人は、初めて出会った高校2年から12年越しに交際することに。同級生たちにも祝福され、この上ない幸せを手にした明日香だったが、ある日、遥斗を予期せぬ悲劇が襲い、彼は意識不明の重体になってしまう。 明日も、その先もずっと遥斗との幸せな日々を送ることを信じていた明日香、2人の12年越しの恋の行方が描かれる。目覚めない彼の近くにいる明日香は、忘れていた遥斗や同級生たちとのさまざまな日々を思い出していく。 ■広瀬アリスコメント ――今作のオファーを受けた時の感想をお聞かせください。 学生時代、ずっと聴いていたHYさんの『366日』は私の思い出の楽曲です。その楽曲にまつわる作品に出演させていただくこと、とてもうれしく思います。 ――HY『366日』について、楽曲の印象は? 恋愛において、あまり人に見せたくない心で思っていることをそのまま言葉として歌詞につづっている楽曲だと思います。 ――ゴールデン帯連続ドラマおよび月9初主演となります。意気込みをお聞かせください。 まさか、自分の役者人生で月9の主演を務めさせていただくことになるとは、と心がざわついております。小さい頃から、"月9"というのは私の中では特別な枠です。これまでたくさんの素晴らしい方々がつないできた、月9という枠を次につなげられるよう、しっかり努めたいと思います。と言いつつ、考えすぎると私の場合、何も良いことないどころか空回りするので(笑)。いつも通り、役に真摯に向き合いたいです。 ――演じるうえで心がけようとしていることはありますか? 心臓の鼓動さえも感じさせられるよう、感覚を研ぎ澄まして大切に演じたいです。 ――視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。 月9×ラブストーリーという王道になります。毎話毎話心が大きく動くかと思います。この作品を通して、人を愛し続ける事に全力を注ぎますので是非、見届けていただければ。 ■HY・仲宗根泉コメント ――ドラマ化決定を受けての感想は? 16年以上も前のこの曲が、まさかこうしてドラマ化されるなんて、喜びというより驚きのほうが大きかったですが、今はただただ素直にうれしいです。ドラマを通して、『366日』からまた新たなラブストーリーが生まれることで、楽曲の意味も違って聞こえてくると思います。ぜひ、ドラマを見ながら、楽曲を聴きながら、あなたの中の『366日』を探してみてください。そして、私も一人の視聴者としてとても楽しみにしています。 ■プロデュース・狩野雄太(フジテレビ ドラマ・映画制作部)コメント ――企画の経緯について教えてください。 1年前くらいに、YouTubeを見ていたら偶然『366日』のPVが流れてきました。何回も何回も聞くうちに、“果たして人生で死ぬほど好きになった恋愛って何回あったのだろう?”とか、“大切な人が明日も同じようにいてくれるとは限らない。もしそういう時、自分はどうするのだろう?”と思うようになり、企画書を書きました。早速HYの事務所に連絡し、HYの皆様はじめご快諾をいただけました。HYの皆様にとっても、そしてこれまでこの楽曲を聴いてこられた方にとっても大切な楽曲をモチーフにラブストーリーを制作させて頂くので身の引き締まる思いです。 脚本は清水友佳子さんにお願い致しました。清水さんの脚本には、優しさや柔らかさがあると感じていまして、この物語に絶対合うと思いお願いしました。そして演出は平川雄一朗監督にお願い致しました。鋭いアイデアや熱い思いがみなぎっている監督なので必ずや素晴らしいドラマを一緒に作っていただけると確信しております。 ――キャスティングについてお聞かせください。 広瀬アリスさんは「知ってるワイフ」(2021年、フジテレビ系)でご一緒させていただいた以来ですが、あの時は鬼嫁をやりながら天真らんまんな女子高生もやり、さらに独身の大人の女性も演じていただくという大変な難役を完璧に演じて下さって、個人的には感謝しかないですし全幅の信頼を寄せております。現場も広瀬さんがいてくださるだけで明るくなりますし、一緒にドラマを作っていけるだけで、楽しみで仕方がないです。 広瀬さんの喜怒哀楽を的確に演じて頂ける表現力もそうですが、広瀬さんご自身が持つ繊細さやはかなさを雪平明日香というキャラクターで見てみたいと思い、ご出演をお願い致しました。オファーを受けて下さってこの上ない幸せです。 ――視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。 恋愛しないでもいい時代だとも思います。それでも『366日』の歌詞のように、誰かを深く好きになって胸が苦しくなったり、思いがかなった時にうれしくなったり、かなわなかった時に悲しくなる事は、振り返った時に人生の中で宝物の1つなのかなと思います。人と人が巡り合い、心通わすことのかけがえのなさや、当たり前のことなんて必ず毎日そこにある訳ではないという中で、“思いがあれば困難は乗り越えることが出来るのか?”を描いたストーリーになっています。心動かすドラマにしていきたいと思っておりますので、是非ご覧になっていただけたら幸いです。