レチノールの間違った使い方に注意! 5つのエラーと効果的な活用法を皮膚科医が指南
【エラー3】不規則な使用
規則正しい使用は、レチノール製品の効果を最大化するための鍵となる。 「レチノールによる肌質改善を実感するためには、定期的な使用が不可欠です。最初は低濃度から始め、肌に負担がないことを確かめならが使用すると良いでしょう。そして徐々に使用頻度と濃度を上げていきます」と、ポマレード博士。
【エラー4】間違った成分の組み合わせ
化粧品の有効成分には、組み合わせを誤ってしまうと肌トラブルを起こしてしまうものもある。なかでもレチノールには注意が必要だ。 レチノールは例えば、ビタミンCやグリコール酸、サリチル酸など、他の強力な有効成分と組み合わせると、肌荒れや赤み、肌が過敏な状態になるなどのリスクが高まる可能性がある。 つまりレチノールは、単独で使用するのが基本の使い方だ。ポマレード博士はレチノールを他の成分と別々に使うか、専門家の指導を受けたうえで使うことをすすめている。
【エラー5】間違ったクレンジング
レチノールを塗布する際は、適切なクレンジングと保湿を施した肌が理想的。こうすることで、肌への刺激を最小限に抑えつつ、レチノールの効果を引き出すことができる。また、水が付着したままの肌にレチノールを塗ると、成分が薄まり、効果が低下する可能性があるので注意が必要だ。 レチノールの使用に際して疑問がある場合は、皮膚科医や専門家に相談するのがベター。安全かつ効果的に使用して美肌を目指そう。 Realization : Elisa Casson、Translation & Text : Nathalie Lima KONISHI