鹿児島県知事、再選出馬へ 来年7月、近く表明
鹿児島県の塩田康一知事(58)が来年7月の任期満了に伴う知事選に再選を目指して立候補する意向を固めたことが29日、複数の関係者への取材で分かった。12月1日の県議会本会議で、自民党県議団からの代表質問に答える形で表明する見通しだ。 塩田氏は11月29日、県庁で記者団の取材に応じ「代表質問で聞かれれば説明したい」と述べた。次期知事選への出馬表明は塩田氏が初めてとなる。 塩田氏は鹿児島市出身。1988年に旧通産省に入省し、九州経済産業局長を務めた。2020年の知事選で無所属の新人として出馬し、自民、公明党の推薦を受けた現職を破って初当選した。