結婚詐欺師・朝倉すみれを演じる松本まりか

松本まりかが主演を務める、4月21日（日）スタートのドラマ『ミス・ターゲット』（ABCテレビ・テレビ朝日系　毎週日曜　午後10時～）の制作発表会見が4月19日（金）に開催され、松本をはじめ、上杉柊平、鈴木愛理、川西賢志郎、八嶋智人、筒井真理子、沢村一樹が登壇した。 【写真】和菓子職人・村松宗春役を演じる上杉柊平 本作は、松本まりか扮する結婚詐欺師・朝倉すみれが本気の婚活を始め、それを機に巻き起こるジレンマだらけのラブストーリー。だましたりだまされたり、追ったり追われたり、うその恋と真実の愛がコミカルにもスリリングにも絡まり合っていくさまを、政池洋佑による書き下ろし脚本で描く。

『ミス・ターゲット』制作発表会見

そんな本作の制作発表会見が4月19日（金）に開催。松本をはじめ、上杉柊平、鈴木愛理、川西賢志郎、八嶋智人、筒井真理子、沢村一樹が登壇した。まず、本作について松本は「脚本の政池さんが描く“大人の純愛キラキラ青春詐欺物語”です」と。 「昨今珍しい王道ラブストーリーで、大人が真正面から純愛をしてみたらどうなるんだろうっていう、ありそうでなかった切り口で。私もこれまで偏った恋愛をする役ばかりやってきたので、初めて純愛を演じる機会ができました。本当に脚本が素晴らしくて、もうピュアピュアです（笑）」と出演への喜びを語った。 そんな松本演じるすみれは上杉演じる和菓子職人・村松宗春と恋模様を繰り広げるが、松本は「今までに見たことのない上杉君が見られると思います。“こんなにかわいらしい人だったんだ！”って」とにっこり。さらに、本作が連ドラ初出演となる川西についても「（3月末に）和牛を解散され、ほとんど初めてのお仕事だと思うのですが、まさか出てくださるとは思っていなかったので、もう本当に驚いてしまって」と。川西から「きちんとはっきり言いますね！」とツッコミを受けつつ、「とてもうれしい」と喜びを明かした。 なお、結婚詐欺師であるすみれの後輩・萌を演じる鈴木は役柄同様に松本への憧れを告白。「役柄的に私はまりかさんの後輩ですが、役が抜けた状態でも本当に尊敬できる女性で。私、これまでお姉さん的存在の方がいなかったのですが、人生で初めて“お姉様”と呼びたい方ができて本当にうれしいです。まりかさんは主演でせりふの量も多いですし、毎日大変なのに“今日は寒いから、スタッフさんに何を差し入れしたら温まるかな”ということをずっと考えていたり、全てに対して尊敬でいっぱい」とほほ笑んだ。 また、同イベントの客席にはABCテレビの新入社員たちの姿も。すると、松本は「私は15歳のころにこの仕事を始めて25年目なのですが、いつかGP帯のドラマの主演をやれるような人になりたいと思いながらも現実はかけ離れていて…。でも、そこから四半世紀がたち、気づいたら今自分がそこに立てているという夢みたいなお話。これは当たり前じゃないし、奇跡みたいなことだと思うんです。なので、新入社員の皆さんも、四半世紀ぐらいかかるかもしれませんが夢がかなうこともある、という希望を信じて、これから仕事をしていただけたら」とエールを贈った。 続けて、百戦錬磨のすみれにキュンとする瞬間を問う質問が。これに対し、上杉が「いろいろ（男性を落とす）テクニックみたいなものが登場するのですが、上目遣いで僕の目をずっと見て話してくるシーンがつい目を外してしまいますね。心をつかまれる瞬間かなと」と回答すると、松本から「上杉君は初心」という発言が。「上杉君はシュっとしているし、一見ワイルドな感じに見えるのですが、実は全然違っていて、小学生の男の子みたいで女の子に免疫がない（笑）。でも、そこが絶対に見てほしいポイントで、もうめっちゃかわいいんです」という驚きの一面を明かした。 最後は松本が「日曜劇場『アンチヒーロー』の後は日10ドラマ『ミス・ターゲット』と覚えていただき、日曜の夜を締めくくってもらえたら。回を重ねるごとに目が離せなくなっていくので、毎週日曜の夜を楽しい週の締めくくりにしていただけたらうれしいです」とユニークにアピール。終始和やかに、笑いに包まれた会見を締めくくった。