公選法違反 柿沢未途被告に猶予付き有罪判決 東京地裁「ルールを守るというごく当たり前なことがなぜできなかったのか」
日テレNEWS NNN
東京の江東区長選挙をめぐる公職選挙法違反事件の裁判で、東京地裁は、柿沢未途被告に対し、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。 元衆議院議員の柿沢未途被告は、前区長・木村弥生被告の江東区長選挙をめぐり、地元区議らを買収するなどした罪に問われています。 14日の判決で、東京地裁は柿沢被告に懲役2年、執行猶予5年を言い渡しました。東京地裁は、「自己中心的な発想に基づく犯行で、選挙の公正という民主主義の根幹への信頼を揺るがした」と指摘。 最後に、「ルールを守るというごく当たり前なことがなぜできなかったのか、国民の一般常識に立ち返って、いま一度深く考えてほしい」と述べました。