「スター・ウォーズ」外伝「キャシアン・アンドー」最終章が2025年4月開始へ
ブラジル・サンパウロで開催されたディズニーのイベント「D23エキスポ」で、「スター・ウォーズ」のドラマシリーズ「キャシアン・アンドー」の最終シーズンとなるシーズン2が、2025年4月に配信開始となることが発表されたと、米バラエティが報じている。 シーズン2は全12話構成で、各3話ずつを1つの"ポッド"(物語のまとまり)として、4年間の物語を描く野心的な構成となることが明らかになった。各ポッドは、それぞれの年における数日間の出来事を連続的に描写。最終的に2016年公開の映画「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」へと続く物語が展開される。 制作総指揮のトニー・ギルロイは、この特異な構成について「明確なエンディングが見えていることは、我々にとって大きな強みだ。どのような感情を届け、物語をどう展開させるべきか、すべてが明確になっている」と語っている。 ギルロイはまた、従来の「スター・ウォーズ」作品とは一線を画す本作の特徴について持論を展開した。「これまでの作品は、いわば王族の物語だった。それは素晴らしいものだが、銀河には何十億もの他の存在がいる。配管工もいれば、美容師もいる。ジャーナリストだっているんだ! 彼らの人生はどのようなものなのか。革命は彼らにも等しく影響を与えている。『スター・ウォーズ』の世界観を使って、リアルで情熱的で劇的な物語を語れないはずがない」。 主演のディエゴ・ルナをはじめ、ステラン・スカルスガルド、ジュネヴィーヴ・オーライリー、カイル・ソーラー、アドリア・アルホナ、デニース・ゴフ、フェイ・マーセイ、ヴァラダ・セスらが前シーズンから続投する。 本作は「スター・ウォーズ」の世界観を新たな視点から描き、一般市民の視点を通じて帝国への抵抗の物語を紡ぎ出す革新的なアプローチで高い評価を得てきた。最終章となるシーズン2では、主人公キャシアン・アンドーが反乱同盟の英雄へと至る壮大な変容が描かれる。 「キャシアン・アンドー」シーズン2は2025年4月22日配信開始。