安保瑠輝也、K-1契約解除の野杁正明に対戦アピール「3年越しに俺と一戦どうですか?」
K-1ウェルター級王者の“怪物”野杁正明(30)が27日、自身のSNSを更新し、きのう26日をもって「K-1とは円満に契約終了解除となりました」と報告した。これを受けて、2021年に野杁と対戦してKO負けしていた安保瑠輝也が対戦をアピールした。 【計量&会見動画】K-1が日本人のタトゥー解禁 玖村将史が前日計量で早速披露 安保は「新たな舞台でも活躍を期待してます!」とエールを送りながら、「ただその前に、RIZINは独占契約じゃないから可能なら3年越しに俺と一戦どうですか?」と2021年9月以来となる再戦を要求した。 野杁はK-1甲子園2009優勝をはじめ多くのタイトルを総なめにし、国内外の強豪たちを次々と撃破。17年6月に第2代スーパー・ライト級王者を獲得し、21年9月には第2代K-1ウェルター級王座決定トーナメントで優勝し2階級制覇を達成した。 そのトーナメントの決勝で野杁と安保は対戦し、野杁が左ボディフックや左三日月蹴りで安保からダウンを奪い、左前蹴りで3度目のダウンを与えてKO勝利した。敗戦後に再起を誓った安保はK-1で海斗やプライチュンポン・ソー.シーソムポン、さらに22年5月の「THE MATCH 2022」で山田洸誓に勝利し、野杁との再戦を要求するも実現せず。23年からは戦いの場をRIZINに移し、同年大みそかにはMMAデビューを果たした。 本格的にMMAファイターとしてのキャリアをスタートさせた安保だが、23日の『RIZIN LANDMARK 9 in KOBE』では、木村“フィリップ”ミノルにKO勝利したブアカーオ・バンチャメークに対して「俺と再戦してください」と、昨年5月にドローだったキックルールの試合のリマッチをアピールし、ブアカーオも「ハイ!」と応じていた。 安保はSNSで「キック戻るとかMMAやるとかじゃなくて俺は格闘技をやる。ジャンルには縛られん。戦いたいと思ったやつと俺は戦う。よろしく!」と、ルールやリングを選ばずに戦っていくことを宣言。そんな安保が次に戦うのは、どのリングで、どんな相手になるのか。