菅義偉氏が激変「別人のよう」その真相【2024年の「顔」ビフォーアフター】
2024年は東京都知事選に自民党総裁選、衆院選での自民惨敗と政治が揺れた1年だった。党総裁、そして首相となった石破茂氏を支える一人が、自民党副総裁に就いた菅義偉氏だ。 【画像】菅氏は衰えたのか?今の姿は… その菅氏について、9月下旬ごろからインターネット上で「大丈夫?」との声が出ている。動きが弱々しく、ぎこちない。「健康不安説」を唱える報道も出た。その後、どうなっただろう。 ■「令和おじさん」も6年ほど前 菅氏は2012~20年の安倍晋三内閣で、長く官房長官を務めた。会見では眼光鋭く、報道陣が繰り出す厳しい質問を正面からさばく姿が日々、テレビニュースに映し出された。19年4月、新元号となると「令和」と書かれた墨書を掲げ、「令和おじさん」と親しまれる面もあった。 20年9月には首相に。コロナ禍の各種対応に追われ、21年夏には東京五輪・パラリンピックを開催。だが1年ほどで退陣した。 メディアの露出は減ったが24年、自民党総裁選後に副総裁就任で再びその姿がクローズアップされた。首相在任時から3年ほどだが、「激変ぶり」を驚く人は少なくなかった。 急に衰えた、弱々しくなってる、具合が悪いのか、ずいぶん顔が変わった――。ネット掲示板やXでは、動画や画像で菅氏の様子を見た人たちからこんな感想が書き込まれた。 菅氏は現在75歳。最近では、自らが会長を務める超党派の「日韓議員連盟」の12月11日の会合に出席。韓国の政治の混乱について議員間で意見交換をしたという(12月11日付日本経済新聞電子版)。それ以外の年末の会合でも、冗談を交えながら挨拶したという情報が伝えられている。体の動きは多少スローになったかもしれないが、話しぶりも含め今も健在のようだ。