<速報>松坂が3648日ぶり復帰登板も1回を4者連続四死球を含む5失点炎上
遠い道のりだった。 昨年、ソフトバンクと3年12億とも15億とも言われる巨額の複数年契約を結んで日本球界復帰を決めたが、一度もマウンドに立てないまま肩を痛めて夏に手術。今季は2軍で順調に再スタートを切っていたが、5月に指のしびれや腰痛などのアクシデントに襲われ、途中、約3か月、離脱するなど、再起への道は困難を極めた。 だが、松坂は、あきらめなかった。そして優勝を逃した後の最終戦に、工藤監督は松坂にチャンスを与えたのだ。だが結果は、とても1軍レベルで通用するものではなかった。緊張もあっただろうが、フォームがバラバラで制球が定まらず、武器になるようなストレートも鋭い変化球のキレも見られなかった。 内容次第では、クライマックスシリーズでの起用も考えられていたが、厳しい結果を突きつけられることになった。