トリプル選の東温市 市長選は加藤氏が3選、大差で新人を破る 市議選は女性3人当選
任期満了に伴う東温市長選・市議選は27日、投開票され、現職の加藤章氏(76)=樋口=が1万3869票を獲得、会社役員で元兵庫県議の新人・小西彦治氏(52)=兵庫県伊丹市=を大差で破り、3選を果たした。衆院選とのトリプル選だった今回の投票率は61・13%で、2016年(前回20年は無投票)を4・13ポイント下回った。 定数1減の15議席を19人が争った市議選は、現職1人と元職1人、新人2人が涙をのんだ。当選者の党派別内訳は、自民1人、公明1人、立民1人、共産1人、無所属11人。旧町別では、旧重信9人、旧川内6人。女性は3人となった。 投票率は16年(前回20年は無投票)より4・11ポイント減の61・12%。 【加藤章(かとう・あきら)】神戸大卒。1973年旧重信町役場入り。合併協議会事務局長などを務め、東温市で保健福祉部長、総務部長を歴任。2009年~13年に副市長。76歳。東温市出身。樋口。
愛媛新聞社