画像は「キック・アス　ジャスティス・フォーエバー」

　人気コミックを映画化したマシュー・ボーン監督「キック・アス」シリーズの新作「The Stuntman（原題）」が撮影スタートしていることがわかった。 　米バラエティによれば、ボーンの製作会社マーブ・フィルムズがプロデュースする新作「The Stuntman（原題）」は、スタントマンになる兄弟2人を描く作品とのこと。体操選手からスタントマン、そして監督に転身したダミアン・ウォルターズがメガホンをとっており、昨年10月に英ハンプシャーに1970年代スタイルの観覧車やすべり台といった遊園地のセットが組まれ、撮影が行われていたようだ。「The Stuntman（原題）」は「キック・アス」新3部作の2作目となり、今年9月のトロント国際映画祭、もしくは2025年のサンダンス映画祭でお披露目される予定。 　なお、「キック・アス」新3部作の第1作「School Fight（原題）」（ボーン製作、ウォルターズ監督、脚本）はすでに完成しており、22年にロンドンアクション映画祭でフッテージが上映されたが、まだ正式な公開日は決定していない。こちらは、ティーンエイジャーの主人公が学校で恋のライバルと戦う物語だという。 　ウォルターズは、ボーン監督の「キック・アス」や「キングスマン」シリーズ、ほかに「ドクター・ストレンジ　マルチバース・オブ・マッドネス」「ジュラシック・ワールド　新たなる支配者」などでスタントマンを務めてきた。また、ボーン監督、ヘンリー・カビル主演の新作スパイアクション「ARGYLLE アーガイル」で第2班監督を務めており、同作は現在日本公開中。