ニシン漁の栄華蘇る 北海道・岩内の日本庭園「含翠園」改修オープン
【岩内】後志管内岩内町で明治・大正期に築かれた日本庭園「含翠園(がんすいえん)」の大改修工事が終わり、29日に一般公開された。町民らが訪れ、ニシン漁などで栄華を誇った岩内町の歴史に思いをはせた。 【動画】エゾヤマザクラが開花 羅臼湖はまだ冬景色<知床リポート> 含翠園は、初代町長の梅沢市太郎氏が現在の金額で約10億円を投じて整備した。約8千平方メートルの園内には、多種多様な美しい樹木や、書院造りの建物などがある。老朽化が進んだことから、町が「造園当初への復元」をテーマに国の交付金など約4億円を投じて3年かけて改修を進めてきた。