人気漫画『多聞くん今どっち!?』アニメ化&SPムービー公開! 声優陣に早見沙織、波多野翔ら
師走ゆきによる人気漫画『多聞くん今どっち!?』がアニメ化されることが決定。主人公・木下うたげが全力で推しているアイドル福原多聞の誕生日(6月12日)に発表された。アニメ化決定を受けて、原作・師走ゆき描き下ろしのお祝いイラストが到着、このイラストを使用した「祝☆福原多聞生誕祭2024スペシャルムービー」が公開されたほか、早見沙織、波多野翔ら声優陣も解禁された。 【動画】アニメ化決定! 「祝☆福原多聞生誕祭2024スペシャルムービー」 原作は、累計発行部数が電子書籍を含め100万部を突破、「このマンガがすごい!2023」でオンナ編第9位、「次にくるマンガ大賞2023」コミックス部門6位にランクインした「花とゆめ」(白泉社)で連載中の師走ゆきによる人気漫画。 主人公の高校生・木下うたげが、ある日ハウスキーパーのバイトで向かった先が、なんと自分が推している大人気アイドル・F/ACE(フェイス)の福原多聞くんの家だった。しかも、多聞くんの本性はセクシー&ワイルドなアイドル姿とは真逆。自己肯定感が低い彼を全力でサポートすることに…。そんなオンオフ激しめな推し活ラブコメだ。 師走ゆきが描き下ろしたお祝いイラストには、アイドル全開の多聞くんと全力推し活中のうたげが描かれたイラストになっている。師走は「自分の漫画がアニメになるのはずっと夢だったのでとても嬉しいです…!」とコメントしている。 主人公・木下うたげ役には早見沙織。そして、福原多聞役を波多野翔、坂口桜利役を千葉翔也、橘敬人役を畠中祐、石橋ナツキ役を天崎滉平、甲斐倫太郎役を長岡龍歩が務める。また、監督を永岡智佳、アニメーション制作をJ.C.STAFFが担当する。 原作者、キャストのコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■原作・師走ゆき ――アニメ化を受けて、今のお気持ちや、ファンの皆様にメッセージをお願いします! 自分の漫画がアニメになるのはずっと夢だったのでとても嬉しいです…! アニメでうたげ達がどのように喋って動くんだろう、とわくわくしております。特に、文字と絵だけではF/ACEの音楽の表現ができないため、声優さんの声によってどんな曲が生み出されるのか今から興味津々です。 現在アニメスタッフの皆さんがバリバリ準備してくださっているので、作者としてできるお手伝いをしながら楽しみに放送を待ちたいと思います! ■早見沙織(木下うたげ役) ――「多聞くん今どっち!?」の印象や魅了をお聞かせください。 登場キャラクターたちの個性とギャップが面白く、ギャグとシリアスのバランスも絶妙で、読み始めたら止まらなくなりました。どんな状況でも揺るがぬ推しへの愛に溢れていて、それが暴走するくらい激しく、またときには真摯に繊細に、いろんな形で描かれているので、映像化が今から楽しみです。 ――ご自身が演じるキャラクターの印象や本作への意気込みをお願いします! オンとオフの切り替えが激しすぎる多聞くんに「おれよりオンオフ激しくないですか…」と言わしめるうたげちゃん。表情豊かで、時には暴走するけれど、根底に大きく真っ直ぐな想いがあるのが可愛らしい人だと思います。オーディションの原稿が、同一人物と思えないくらいギャップがあったので、全開で臨みました。声を担当できるとわかった時はとても嬉しかったです。本番の収録でも、心に多聞教プラカードを掲げながらアフレコしたいと思います! そして多聞くん、お誕生日おめでとうございます! ■波多野翔(福原多聞役) ――「多聞くん今どっち!?」の印象や魅了をお聞かせください。 うたげや多聞くん、F/ACEのメンバーがたくさんの人との関係を通じて成長していく物語! そしてメンバーそれぞれに表舞台と私生活で異なる表情があるところや、アイドルとファンの間で芽生えていく一つの愛の形を感じられる温かいところも、本作品の魅力的な部分だと感じています。 ――ご自身が演じるキャラクターの印象や本作への意気込みをお願いします! 多聞くんの最初の印象は、根暗で、自己肯定感が低くて・・・アイドルとはかけ離れた人―という印象でした。しかし、原作で多聞くんの色んな姿を見ていくと、努力家で負けず嫌いで、心優しい人なんだと思うようになりました。そんな多聞くんを「演じる」のではなく、多聞くんそしてF/ACEのメンバーと一緒に色んな景色を見ていけるよう、「二人三脚」で頑張りますのでよろしくお願いします! ■千葉翔也(坂口桜利役) ――「多聞くん今どっち!?」の印象や魅了をお聞かせください。 うたげさんの熱量高めな応援や語彙は大いにコミカルさをもって描かれていますが、自分が応援する多聞くんの姿と素の彼を混同せずハッキリ分ける事で逆にどちらも上手く見ている、人としてのまっすぐさは目から鱗でした。だからこそ読んだ時も「応援しているアイドルと距離が縮まったからもうゴールだね」とはならずにいられる角度がすごいなと。そんなハイテンションな展開の中にも、多聞くんを元気づける言葉などは心に刺さる説得力があり、非常にぐっと来ます。F/ACE のメンバーがそれぞれ抱える思いがリアルさも伴うので、トップアイドルである彼らにも親しみや共感が持てて読んでいてとても楽しい作品でした。 ――ご自身が演じるキャラクターの印象や本作への意気込みをお願いします! プロ意識の高い人物です。オーディションでは、桜利の仕事の顔と軸となるバックボーンやメンタルの違いを意識して臨んだので、さらに突き詰めたいです。いち役者としては、尊敬しつつ共感できる部分が多く、その繊細な気持ちの変化をしっかり表現したいです。どういう気持ちのきっかけで今その言葉を選んだのか、常に念頭に置いて考えて演じたいです。他のキャストの皆さんとで出来上がる、作品とF/ACEの空気がとっても楽しみです。アイドルモードの桜利達がうたげだけではなく視聴者の方々にもしっかり魅力的に映るように、二重に役作りをする気持ちで頑張ります。