キャット・パワー、ボブ・ディランの伝説ライブを再現する来日公演決定
キャット・パワーが、2023年11月にリリースしたアルバム『キャット・パワー・シングス・ディラン:ザ・1966・ロイヤル・アルバート・ホール・コンサート』を再現する来日公演が決定した。 2025年3月21日に東京・豊洲ピットで開催され、チケットの一般発売は12月7日からとなっている。 『キャット・パワー・シングス・ディラン:ザ・1966・ロイヤル・アルバート・ホール・コンサート』は、ボブ・ディランが1966年に英マンチェスターにあるフリー・トレード・センターでの公演をカバーしたユニークな作品となっている。誤った表記で1960年代末に出回った海賊盤のおかげで『ロイヤル・アルバート・ホール』として長い間広く知られ、ショーの途中でアコースティックの編成からエレクトリックを取り入れたバンド編成に切り替えたボブ・ディランが、フォーク原理主義者のファンから「ユダ!」(裏切り者)と叫ばれ、ロックンロールの歴史の流れを変えたと言われている。その後、公式盤としてもリリースされたこの作品は、最も偉大なライブ作品の一つとして語り継がれている。 『キャット・パワー・シングス・ディラン:ザ・1966・ロイヤル・アルバート・ホール・コンサート』は、そんな伝説のコンサートを、キャット・パワーことショーン・マーシャルが、まるごとカバーした作品。ディランの偉大な足跡に敬意を表し、「She Belongs to Me」や「Ballad of a Thin Man」などの代表曲をキャット・パワー独自のスタイルでカバーした魅力的な音楽作品となっている。 ◎公演情報 【キャット・パワー・シングス・ディラン:ザ・1966・ロイヤル・アルバート・ホール・コンサート】 2025年3月21日(金)東京・豊洲ピット チケット一般発売:12月7日(土)午前10時より INFO: KYODO TOKYO / EVENTIM LIVE ASIA