京都市東山区にある知恩院の三門に落書きのような傷が見つかりました。警察が文化財保護法違反で捜査しています。
19日午後1時45分ごろ、知恩院の関係者から「三門に落書きがされている」と警察に通報がありました。
落書きがあったのは三門の柱で、縦18センチ、横12センチぐらいの、硬いものでひっかいたような傷になっているということです。
三門は浄土宗総本山・知恩院にある国内最大級の木造の門で1621年に建立され、2002年には国宝に指定されています。
警察は文化財保護法違反事件として現場の鑑識作業を進めるとともに、防犯カメラなどを捜査する方針です。