加藤ミリヤ㊧と大川豊

　シンガー・ソングライターの加藤ミリヤ（36）が10日、東京都内で「THAT＇S FASHION WEEKEND 2024 AUTUMN」レセプションパーティーに登場し、子ども支援について語った。 　同イベントは企業の倉庫に眠る洋服などに焦点をあてたイベント。またファッションバンクとして、売れ残った衣料品を生活困窮者や災害地へ支援として届ける活動を行う。加藤は自身の服飾ブランドを手がけており「ファッションと音楽は密接な関係にある」と話した。すべて私服でコーディネートしたという洋服は”10年選手”をポイントにセレクトしたそう。 　ことしアーティスト活動20周年を迎え、現在は2人の男児を育てる母でもある。子ども支援について「母に育てられたけれど貧困ではなく、恵まれた環境だった。児童養護施設に行くと、何かしたい、何ができるんだろう、という感情が湧き上がる」。実際に接して「服は欲しいけど古着は嫌だ。新しい洋服、新品が欲しい」という声を聞き「いらない物を送られても複雑な気持ちになるというのが印象的」と話した。 　「ファッションにはすごく力がある。服はその日のパワーをくれる。それに相反して新しい物を作ろうとする大量生産はどうなのか」と持論を展開した。自ブランドでは「受注生産。割高になっても買ってくれる人は服も大事にしてくれる」と笑顔で話した。 　この日はお笑いタレントの大川興業総裁・大川豊（62）も登壇し、災害地や貧困支援について熱弁を振るった。